コンクリートの強度
コンクリートの強度は、たいてい圧縮強度を指して
います。生コンに「強度」という言葉は、固まってい
ないのに、少しおかしいかもしれませんが、これは、
呼び強度のことです。
コンクリートは、まだ固まっていない状態が、硬化
後の強度発現に影響します。その因子として、温度、
配合量、材料品質、養生環境等があります。
ちなみに、普通ポルトランドセメントを使用した、
コンクリートの強度発現性については、最終的な強度
を100%とした場合、7日で40%、28日で80%、3ヶ
月で90%となります。
コンクリート強度の単位は、「N/mm2」で表しま
す。例えば、21N/mm2のコンクリートは、
2.14kg/mm2=214kg/cm2
1cm2センチあたり214kgの圧縮の荷重に耐えられ
るということを意味しています。