自分は社会人になってから、もう何十年と経ちます。

　学生時代には、「頭がいい」すなわち、学校の成績

が良いことが、すばらしいことなんだと思っていまし

た。ところが、社会人になり、職場や地域で生きる中

で、教えられたことがあります。

　それは、本当に良いのは、「心が良い人」なんだと

いうことです。

 

　どういうことでしょうか。

　「善人」ということでしょうか。

　いえ、そういう表現もできるかもしれませんが自分

が言う内容は、例えば、

　１．自分を振り返り、反省する人（自慢しない人）

　２．謙虚である人（卑屈な人ではない）

　３．グチらない人（卑怯な言い訳をしない人）

　４．感情的でない人（気持ちが落ち着いている人）

　５．必要な我慢ができる人（待つ力を持っている）

　６．配慮ができる人（相手の気持ちになれる人）

　７．コミュニケーションを避けない人

　こういう人は、一緒にいて気持ち良く、仕事にも

勉強にも遊びにも、学べるところの多い人でした。

 

　自分は、そんな人になれているかな。

　別に、特別に頭が良くも、大金持ちにもならなく

ていいから、「心の良い人」になりたいなあ。