骨材は水を含んでいる
生コンクリートを製造する材料は、セメント、砂、
砂利、水で、工場で作成した配合により、練り混ぜて
製造します。
しかし、配合そのままでは、ちゃんとした生コンク
リートはできません。砂と砂利には、水分が含まれて
いるので、その水分の量によって生コンが硬くなった
り柔らかくなったりするからです。
同じ品質の生コンクリートを製造するには、補正が
必要となってきます。
骨材の中は、水分が満たされているが、表面は乾燥
している状態だと、これ以上水分が吸収されず、この
状態で練ると、配合通りの生コンができます。
生コンの配合は、この「表乾状態」を基本として、
作成されているのです。