夏期配合
毎日、とても暑いですね。こんなに梅雨が早く明けたのは、
初めてのことだそうです。
一日の平均気温が25℃を超えることが予想される期間を、
「暑中コンクリート」の適応期間としています。
一般に、コンクリート温度が10℃上昇すると、所要のスラ
ンプを得るために、単位水量は2~5%増加しなければなりま
せんが、強度の確保のため水セメント比を一定にしなければ
ならないので、単位セメント量も増加し、ひび割れの危険性
が増してしまうから、配合の検討が必要なのです。
近年、気候変動により平均気温は、上昇傾向にあります。
コンクリートは、気温の変化によって、品質に大きな影響が
ありますので、暑中コンクリートの製造・施工は適切に実施
しなければならないのですね。